古い家は色々と隙間だらけ
こまめに掃除していても、いつの間にか外からの埃でざらざらになります
そして私が少し苦手な虫さん達も、いつの間にか家の中へ
普段あまり虫さん達と遭遇する機会が少ない私は、虫さん達との関わり方がよく分からず、苦戦しております
なるべく薬を使って殺すとかはしたくなくて、とりあえず主人が側にいる時は、何とか外へ逃す方向で処理してもらっています
でも、何度屋外に逃したところで、外には自然豊かな環境『虫さん達のパラダイス』が広がっている訳で、、
虫さん達にとっては、きっとこの家もそのパラダイスの一部とカウントされているのでしょう
これはもう色々と諦めるしかないんだなと、気がつき始めた今日この頃です
虫さん達にちょっぴり(いや、かなり)怯えつつ、それでも平静を装いながら私がやっているのは、その虫さん達に話しかけること
『こんにちは、騒がしくしてごめんね』
『この家のこと守ってくれてありがとう』
『遊びに来てくれて嬉しいんだけど、私達が家にいる時は外で遊んでいてくれると嬉しいな』
『私はあなた達と争うつもりはないよ』
『あなた達のことは友達だと思っているよ』
『ここの窓、少し開けておくから、よかったらここから外に出てね』
などなど
この時心掛けているのは、虫さん達に『敬意』を表すこと
だって虫さん達からしてみたら、人間の私達の都合なんて関係無いですからね
虫さん達はただそこにいるだけ
別に私達を困らせようとか、攻撃しようとか、全然思ってないのですから
『虫さんは友達』
そう思いながら対応していると、不思議と優しい気持ちになれる気がします
とは言え、怖いとか、気持ち悪いとか思う気持ちが消える訳ではありませんから、『ギャー!』って叫んだり、逃げたり、涙目になりながら、何とかやってるって感じです(笑)
それでも『友達』として話し掛けたりしていると、だんだん虫さん目線で思考できるようになってくるから面白いです
この家はずっと昔からここにあって、この土地の木々や草花もずっと昔からここにいて、そこに暮らす虫やその他の生き物たちによる生態系がそこには出来上がっていて、全てが調和し存在している
私たちは、そんな楽園に最後にやって来た新参者
この土地や建物の維持管理をする為に使わされた者
それは決して『支配』や『コントロール』などといったものではなく
それはきっと『共生』や『共存』
この土地における私たちの立ち位置について思考していたら『地球における人間の在り方』に繋がるものを感じてしまいました
やはり全てはフラクタル
全ては繋がっているのだということを、今改めて感じさせられております