ウルオのつぶやき

ウルオの日々の想いや不思議な話をゆる~くつぶやくブログです

アナスタシア

 

私の価値観を変えてくれた本は沢山ありますが、その中の一つが、ウラジーミル・メグレ著『アナスタシア』のシリーズです

 

私がこの作品を知ったのは2017年のこと

その時には既に6巻まで発行されていたのですが、1巻を読んですぐにどはまりしてしまい、速攻で当時の最新刊まで読み切った記憶、、

こちらはロシアの作品なので、日本語に翻訳されたものが発行されるまでには結構な時間がかかります

日本語訳のものは現時点で全部で8巻-1まで発行されていますが、ロシアでは10巻まで発行されているらしいです

早く新しい日本語訳発行されないかしら~と待ち望む日々、、

それさえも愛おしく思えるほど、大好きな作品です

 

この作品は、シベリアのタイガに実在する『アナスタシア』さんについて、パートナーであるウラジーミル・メグレさんが綴ったものです

世界中で人気の作品で、それこそ世界中の言語で翻訳されています

この作品の内容については賛否あるようで、好きな人は好きだし、嫌いな人は嫌いみたいです

そして、書かれていることについて、本当だという人と、嘘だという人がいるようです

私はそんなのどちらでもいいと思っています

この作品にふれて、その人が何を感じたのか、そして何を受け取ったかが大事なんだと思っているからです

 

ちなみに、私はこの作品を読んで心が震えました

この作品を通して、自分自身がどう在りたいかについて、真剣に考える機会をもらったと感じています

そして、私にとって大切な価値観をもたらしてくれたこの作品にとても感謝しています

 

この作品を読んで感謝していることがもう一つ

それが『ダーチャ』というものの存在について知れたことです

私はこの作品を読んで、ロシアの『ダーチャ』というものを初めて知りました

『ダーチャ』とは、夏季や週末に家庭菜園や自然を楽しんだりして休息する為の、郊外にある菜園付きのセカンドハウスのことをさし、それはロシア人のライフスタイルだとのことなのです

この『ダーチャ』というものを知った時の私の衝撃は凄まじく、強烈に共感し憧れを感じました

と言うか、この『ダーチャ』から真っ先に連想したのは北欧の『サマーハウス』

ムーミンの作者、トーベヤンソンのサマーハウスとかも、とっても素敵ですよね

私にはもともと、こういう別荘的な場所への憧れと嗜好があったんでしょうね

本当こういうの、めっちゃ好きだし、めちゃくちゃ憧れます

『ダーチャ』や『サマーハウス』的な菜園付きのセカンドハウスを持ちたい、、

私はいつしかそんな夢を心に描くようになっていきました

 

にしても、ロシアといい、北欧といい、寒い地域の人の感覚は似てるんでしょうか

私の住まいも北の雪国ですから、何か通じるものがあるのかもしれないなと思ったら、何だか面白いです

 

『アナスタシア』には不思議な話がたくさん出てきます

それがこの作品の特徴だし、醍醐味だと思っています

この作品に対しては本当に人それぞれ、感じ方や受け取り方が違うとは思います

しかし世界中にこれだけのファンがいるということが、全てを物語っているように感じます

そして『本物のメッセージ』は国境も人種も言葉も超えて伝わるものなのだということを、この作品を通して改めて感じさせられております