私の大切にしている本の一つに『366日 誕生花の本』というのがあります
これは私が10代後半に購入した、思い出深い本です
その名の通り366日それぞれの、誕生花、花ことば、占い、この日生まれの著名人、などが記されています
『誕生花』となっていますが、花だけでなく草や木も含まれており、植物全般が当てはめられています
で、私の誕生花なのですが、それが何と『野の草』なんです
『誕生花』と言うからには何かしらの花の名が書いてあると思っていたので、初め『ん??』ってなりました
そして次に『そういう名前の草があるのかな?』と思いました
それで原産地という項目を確認したら『世界中』ってなっていました
それってつまり『雑草』ってこと~?!
その衝撃たるや、、その時はひっくり返りそうになりましたね(笑)
そんな感じで、初めこそ正直がっかりしてしまっていた私でしたが、何だか自分にピッタリかもと思えてきて、じわじわ嬉しくなってきまして
今ではそれがとてもお気に入りになりました
そういうエピソードがあるせいか、私はいわゆる『雑草』と呼ばれている名もなき草花(ちゃんと名前はあるんですけどね)が結構好きなんです
どこにでも当たり前に生えていて、珍しくないものだから、つい雑に扱われがちですが、よーく見るとそれぞれ可愛くて美しく、とっても愛おしいんです
少し前に『草の辞典』という小さくて可愛らしい本を購入しました
この本は、いわゆる植物のガイドブックとは少し毛色が違っていて、野の草花の写真集のような、とっても素敵な作品に仕上がっているのです
もう、私の好みにドストライク過ぎて、、
心を癒したい時にはこの本をそっと開くだけで、瞬間ほっこりです
そんなこともあって、野の草花に目をやる機会が増えている今日この頃
夏から秋への季節の変化を、そんな草花たちから教えてもらう瞬間が多々あり、その度に豊かな気持ちを味わっております
野の草花をよく観察していると、じわじわと衣替えしているのが分かってとっても楽しいですよ
それは街路樹の変化とかもそうで、春夏秋冬姿をかえていくその移り変わりに、何だか『圧倒的美しさ』を感じてしまうんですよね、私
自然の織り成すものの全てが、本当に完璧過ぎて、そして美し過ぎて、、感動です
わたしの誕生花は『野の草』
花ことば:自然のなつかしさ
原産地 :世界中