『ターシャの庭』は私の憧れです
私は、15年ほど前に『ターシャ・テューダー』さんのことを知りました
その時はまだご健在でしたが、その数年後の2008年にターシャさんは92歳でお亡くなりになっています
ターシャさんはアメリカの絵本画家です
だけど、日本では『ターシャさんといえば庭!』というイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか
アメリカバーモント州の森の中で、自然と共に暮らし、エコロジカルな自給自足の生活をするおばあちゃん、、
す、素敵すぎます!
そんな、ターシャさんがつくるお庭は、ありのままの自然さが魅力で、そんな中にワイルドな力強さが感じられ、これまたとにかく私好み!
その限りなく強く優しい世界観が、おとぎ話でも見せられているかのようで、当時の私はすっかり虜になってしまいました
当時は確か長女が生まれたばかりの頃で、ゆっくり夢に浸っている暇も無く、バタバタとした日々を過ごしておりました
ターシャさんのことやお庭のことは、強い憧れを胸に刻み込みつつ、長年胸の中にしまってありました
それでも、夢とか憧れとして未来を思い描くときの風景として、それはいつも私の中にあり、私の好みとしてインプットされているといった感じでした
そんな中時は流れ、私の現在はというと、、
娘たちもそれなりに成長し、あの頃よりも少しだけ自分の時間を作れるようになってきました
そして、人生の半分くらいを折り返し、その終わりや残りの人生の過ごし方について意識することも増えてきました
人間として現実世界を生きるのには、時間的に絶対的な限りがあります
そして何かを始めようとする時には特に、心身共に健康であることがとても重要になってくるように感じるのです
そんなことを、今までは割とぼんやりとしか意識していなかったのですが、最近は色々とリアルな現実として、より直接的な感覚で真剣に考える機会が増えてきました
今まで私は社会の一員として、組織の一員として、家族の一員として、、何となく無難に生きてきました
自分が本当にやりたい事とか夢とか、そういうものを追いかけると言うよりは、現実的でリスクの少ない、安心安全な道を選択するという生き方です
まぁこれはこれで、超保守的な私の性格にはそれなりにマッチしていて、、
可も無く不可も無く、大きな不満も問題も無く、今まで順調に暮らしてきた訳なのですが、、
せっかくこの現実世界に人間として生まれてきたからには、やってみたいと思うことはとりあえず色々挑戦してみたい!
死にぎわに悔やんでも遅いし、絶対後悔しそうだし!
最近、不意にそんな衝動に駆られることが多くなりました
壮大な何かを成し遂げる、とかじゃなくてもいいんですよね
むしろ小さな事からコツコツと、的な
あんまり頭でっかちになり過ぎず、軽〜い気持ちで色々とチャレンジしてみることが大切なのかもしれない、、そう感じます
まずは自分の中にしまい込んである、沢山の雑多な望みたちをサルベージさせる所から
自分自身に何も制限をかけずに、自由に望ませてあげたいなぁ、と思っております