昔からずっと
嘘をつくのが苦手だった
嘘がバレた後の
あのなんとも言えない後味の悪さ
嘘がバレなくても
自分の中にいつまでも残る罪悪感
嘘をつくことは
百害あって一利なし
だけど
全てをオープンにして
全て曝け出して生きるのは
リスクが大き過ぎるのも確かなこと
自分の身を守る為に
トラブルを回避する為に
場の空気を読んで
相手を気遣って
周りに合わせて
色んなものに忖度して
優しい嘘
仕方ない嘘
ずるい嘘
理由は色々あるけれど
嘘は嘘
自分を守る為についた嘘が
巡り巡って自分を苦しめる
自分が嘘をつくから
相手のことも信用できなくなる
だからやっぱり
嘘は苦手だ
そして嘘との上手な付き合い方を
ずっと模索し続けている