社会的に生きる為に
身に付けなければいけなかった
社会人としての意識
地域の一員としてのわたし
組織の一員としてのわたし
家族の一員としてのわたし
それらに属している者として
守るべきルール
守るべきモラル
それは時として
本来人間としてあるべき姿よりも
尊重されつつあり
同調圧力のようなものにより
互いに押さえつけ合うような
歪な構図が形成されている
わたしはそれを煩わしいと感じた
ただ単純にそう感じた
わたしの中でわたしが叫ぶ
わたしの生命の使い方は
わたしが自由に決めていいはずだ
もっと丁寧に
もっと慎重に
愛する自分の為に選択する
本当の喜びに触れてこそ
生命は輝きを増し
本来のあるべき姿に戻るのだろう
そしてその時わたしは
人間に生まれた本当の理由を
知ることになるのだろう