地球や、大自然との繋がりを、深く感じながら生きたい
今思えば、ずっと昔からそんなことを望み続けていたように思います
だけど何かしらの理由をつけては、それをただの『夢』として終わらせていた、、
結局は真剣に望んでいなかったんですよね、私
それは夢や理想であって、現実とは別のはなし
仕事して、収入を得て、主人と協力し合いながら家族を養うこと
それが私の、今取り組むべきこと
気が付けばそんな思考で生きる事に、何の疑問も違和感も感じることなく暮らしていました
私は結婚と同時に主人の家に入り、主人の母との同居が始まりました
この家には菜園を楽しむ程のスペースは無く、花壇としてのスペースが少しはありましたが、その僅かなスペースさえ主人の母の許可なしには自由にならないと言った状況でした
それでも家庭菜園を楽しんでみたくて、プランターでの野菜作りにチャレンジした年もありましたが、、何か今一つ満足感が得られなくて、、
『やっぱり、ある程度の大きさの菜園を管理してみたいんだよなぁ、、』
『でも、この家と、今の状況では、無理なんだよなぁ、、』
そうやって、結局『無理』なんだという決めつけを、無意識のうちに自分に課していたのだと思います
その一方で、自分の好みや夢としての様々なアイデアだけは、時々自分の心の中に描いては、大切に温めていました
・『ターシャの庭』的な、自然と共存するエコロジカルな暮らし
・ロシアの『ダーチャ』的な、菜園付きのセカンドハウスを利用した自給自足生活
・北欧の『サマーハウス』的な、現代的暮らしの中に自然との繋がりを上手く取り入れるという価値観やライフスタイル
などなど
『いつかはそんな暮らしがしてみたい』
そんな、ぼんやりとした望み方ではありますが、妄想や空想は得意な方でしたので、暇な時はそんな空想にふけったりして遊んでいました
本当に現実のものとして、そんな世界線で暮らしている自分をリアルに想像してみる一方で
『そんな事叶うワケないけどね』って割り切るような気持ちも混在させつつ
初めのうちは、そんな妄想や空想を自分の脳内で繰り広げては一人で楽む程度でした
しかし年齢を重ね、限りある余生をどう生きたいかと真剣に考えるようになった時、やはりその長年思い描いてきた夢を現実にしたいという思いは、どんどん強くなっていきました
②へつづく