効率よく生きようとするとき
無駄無く生きようとするとき
そんなときの思考は、大抵外側を向いています
より効率よく動くにはどうするべきか
より無駄無く動くにはどうするべきか
その答えは、大抵外側からもたらされたものである事が多いです
そこに自分の感情や思いは持ち込まれることは少なく
ただひたすら『効率』だけが追求され、大事にされます
効率よく動くとき
無駄無く動くとき
頭で思い描いた通りの場所へ、とりあえずは辿り着けることでしょう
現実的な部分では、です
そう、
一見すると成功を収めたかのように感じると思います
しかし、何か満たされない感覚も同時に湧いていることが多くあります
現実世界の、現実主義的な考えの中では、効率のよさは正解です
無駄の無いことは正義です
しかし魂は、必ずしもそれを望んではいません
むしろ効率が悪く無駄な、そんなどうでもいい行動の中にこそ、魂の求める宝物が隠れていることが多いのです
私たちは何が目的で、今こうして生きているのでしょうか
『効率良く、無駄無く生きる為に生まれてきた』
この言葉にときめきを感じますか？
私は感じません
私たちは真面目で勤勉です
だからつい良かれと思って、効率よく無駄の無い選択をしてしまいがちです
しかし残念なことに、その行為こそが、魂の本当の喜びや目的から遠ざかる原因となってしまっているのです
効率と無駄
今までの価値観をひっくり返してみてください
効率が悪くてもいいんです
ゆったりのんびり進めればいいんです
無駄なことでもいいんです
その、何の意味も無いと思えるようなくだらないことの中に、本当に大切にしなければならない何かが隠されているかもしれないのです
そんなに真面目になり過ぎなくていいんです
失敗したっていいんです
恥をかいたっていいんです
他人と違ってもいいんです
誰かの評価なんて得られなくったっていいんです
誰かの為じゃなく
自分自身の為だけに
今やりたい事を、やりたいようにやってみたらいいんです
