ウルオのつぶやき

ウルオの日々の想いや不思議な話をゆる~くつぶやくブログです

ただいま

 

その場

その時

それぞれのシーンに合わせて

自分の色を操って

 

どれも

これも

本当のわたしではあるものの

だけどやっぱり何かが違っていた

 

なんでも

かんでも

わたしの好きだけを集めたら

何か素敵なことが起こるだろうか

 

そんな

こんなで

何となく始まった

自分探しの旅だった

 

関わる人にこだわり

携わる仕事にこだわり

訪れる場所にこだわり

装う服にこだわり

身につける小物にこだわり

使う道具にこだわり

鑑賞する音楽にこだわり

口にする食べ物にこだわり

 

誰かや何かに合わせるのではなく

自分自身にチューニングを合わせ

ゆっくりじっくり丁寧に

細部にまでこだわって整えてゆく

 

自身の運の流れに逆らわず

心赴くまま

この世の波のようなエネルギーに

ただただ漂いながら

 

そんな生活を始めて

かれこれ2年ほど経ち

たどり着いたこの場所は

想像以上にわたしそのもので

 

「ただいま」

「おかえり」

 

やっとここに戻ってこられた

本来のわたしが創り出した世界へ

 

 

訓練

 

視座を高く保ったまま

普通の生活を送る

そんな訓練をしている

 

不意に発生する

様々なアクシデントは

抜き打ちテストのようなもの

 

怒りや悲しみで心が乱れ

感情が揺さぶられて

途端に視座が低くなる

 

我を忘れるほど取り乱して

自分も周りも見えなくなって

そこはなんとも心地の悪い場所

 

視座を高く保つことは

わたしがわたしらしくあることや

わたしが心地よくあることに繋がる

 

わたしの世界を

より充実させるべく

わたしの訓練は続く

 

 

 

それまで大切にしてきた色んなこと

 

それまで大切にしてきた色んなこと

それは絶対に手放してはいけない

わたしがわたしである為の

絶対条件のようなもの

 

それがひとつ増える度に

それは成長とカウントされ

それが沢山増えるこは

人としての深みとカウントされた

 

ポイントを貯めるみたいに

宝物を手に入れるみたいに

わたしのかけらを取り戻すみたいに

必死でそれらを拾い集めた

 

ある日気がつくと

なんだか気持ちが重たくて

それがだんだん悪化していって

生きているのが苦しくてたまらなくなった

 

両手いっぱいに抱えたわたしのかけら

それらのせいで身動きが取れなくなっているのに

わたしはそれに気づかず

どんどん衰弱していくのを止められなかった

 

わたしがそれを自覚して

わたしが自分でそれらを手放せたら

それが一番よかったのだろうけれど

いつまで経っても状況は変わらない

 

だからある日強制的に

それら全てを手放さざるを得ない

そんなストーリーが展開されて

わたしはわたしでいられなくなった

 

従来のわたしからすれば

それは死に値する程の最悪な事態

だけど目覚めた後のわたしからすれば

それは生まれ変わる為に与えられた祝福

 

わたしという個性が薄くなるほどに

わたしは本来の姿へと戻ってゆき

そのうち肉体の輪郭はぼやけはじめ

ふとした瞬間に消えてしまった

 

それまで大切にしてきた色んなこと

それらを盛大に手放すことは

わたしが本当のわたしに戻る為の

絶対条件のようなものなのかもしれない

 

 

 

 

わたしが生きるのは

 

わたしが生きるのは

わたしが主人公の

わたしの世界

 

わたしが決めて

わたしが行動して

わたしが変えていく

 

RPGの主人公の様に

人生という名のゲームを

楽しみながら味わいながらプレイして

 

課題をクリアする毎に

ステージが変わって

学びのテーマも変わってく

 

 

 

今がどんな状況であろうとも

 

楽しい出来事が

あっても

なくても

 

悲しい出来事が

あっても

なくても

 

誰かと一緒に

いても

いなくても

 

お金をたくさん

持っていても

持っていなくても

 

自由な時間が

あっても

なくても

 

物事が思い通りに

進んでも

進まなくても

 

今がどんな状況であろうとも

わたしの魂はいつだって

ピカピカに輝きをはなっている

 

これまでもずっとそうだったし

これからもずっとそうなんだ

 

 

しみじみと

 

暑過ぎず、寒過ぎず

なんて丁度いい気候

虫もすっかり少なくなって

なんて快適なんだろう

 

きっとこれが今年最後の草刈り

どこからか聞こえてくる

稲刈りの音を聞きながら

のんびりと作業を進める

 

世間では色々と

厄介なニュースも多いけれど

今この瞬間わたしを包む世界は

ただひたすらに優しくて温かい

 

それは決して当たり前なんかじゃなく

奇跡とも言えるほどに

有難くてかけがえのない

宝物の様な大切な瞬間

 

嬉しいことと悲しいことが

目まぐるしく入れ替わり

泣いたり笑ったりの日々に

疲れ果てることもあるけれど

 

どんなに苦しかったとしても

それは永遠には続かずに

上がったり下がったりを

良くも悪くも繰り返すものだから

 

そんなエネルギーの循環を

優しいゆりかごに揺られているような

そんな幸せなシュチュエーションに変換して

穏やかな心持ちで受け入れる

 

今目の前に広がる

この穏やかな秋の風景を

しみじみと味わい

しみじみと愛でる

 

 

 

美しくなりきれないわたしの心

 

ふと気がつくと

思考の声が絶え間なく鳴り響いている

頭の中がごちゃごちゃとうるさくて

目覚めたそばから変な疲労

 

窓の外側には

柔らかで優しい朝の太陽

カーテン越しに光を感じつつ

布団の中で少しまどろむ

 

この世界は美しい

けれど

この世界は課題だらけ

 

美しくなりきれないわたしの心を

咎めるように

呆れるように

見つめる瞳が憂いている

 

完璧なんて目指さなくていいのに

完璧を求めて苦しくなって

そうやって同じところを

何度もぐるぐると巡っている