思い込みの強さが
確かにあった
善と悪とを分けて
善きものだけを選択しようとしていた
自分にとっての善きものだけで
わたしの世界を創ろうとしていた
自分にとっての悪いものは
なるべく排除しようとしていた
全てを受け入れるというスローガンは
ただの上辺の言葉だけとなり
本人も気がつかないまま
わたしの世界は更に矛盾していった
バランスが崩れていたのに
そのことにも気がつかず
そのまま進み続けようとするものだから
いよいよ強制終了となった
初めは何のことかさっぱり分からなかった
だって最善の選択が出来ていると信じていて
何の問題もなくただ順調に進めていると
心からそう思っていたから
そんなわたしだったからこそ
大きなショックが必要だったのだろう
わたしが悪だとして遠ざけてきたものが
一気にわたしの現実に溢れ出した
それは絶対的なタブー
それをやったら人生が終わる
そう強く思っている事ほど
今やるべき事なのだ
大きな大きな転換期
とても大切な転換期
怖いと思う事ほどやるべきで
進みたくない道ほど入るべきで
先が見えない真っ暗闇に
飛び込む勇気を試されている
