初めからそうだった
ずっとずっとそうだった
自分の価値観と
周りの人間の価値観の
波長が全く違っていて
だから一緒にいても
何だか居心地が悪い
お互いにそういう空気になる
お友達といる時も
何なら家族といる時だって
何故だか分からないけれど
とても居心地が悪かった
何処にも居場所が無くて
逃げ込んだのは自然の中
人間のいないところが
一番ほっと出来る事に気づいた
誰もいない草原で
ひとり静かにしている時
わたしは本当のわたしを感じ
温かな心地よさに安心した
それはもう初めから
ずっとずっとそうだった
そしていまだに
それは続いている