有名なイソップ寓話の『アリとキリギリス』
昔の私は断然アリ派でした
冬に備えて真面目にコツコツと準備をしてしっかりと冬を越して幸せに暮らしたアリ
かつては私もそう有りたいと思っていました
しかし今は違います
今の私は絶対にキリギリスの生き方を選びます
今この瞬間の自分を満足させる生き方を選びます
アリのような生き方も素敵な選択だと思いますし、もちろん否定はありません
ではどうしてアリ派をやめたのか
それは私がその生き方を選択、実行した結果、幸せを感じなかったからです
未来の為にと今やりたい事を我慢して
生活の水準を制限して質素に暮らし
せっせと貯金して蓄えを増やすのに一生懸命
自分を喜ばせる機会を作らずストイックに
その他にも色々と自分に我慢をさせ過ぎた結果病気になって強制終了となりました
身体が動かなり何も出来なくなって初めて
丁寧に生きるということや本当の幸せとは何かについて考えるに至りました
私がたどり着いた結論は
『今』を我慢し疎かにすると結局『未来』もそのような状態になるということ
『今』を充実させ、満足させ、幸せであることが『未来』や『過去』までも救うのだということ
『今』を充実させ喜びに満ちた生き方を経験出来るのなら、冬が来て死ぬことになろうとも、私は後悔しません
むしろ蓄えが沢山あれど我慢ばかりの人生では、後悔が残りそうです
そのような価値観で生きるようになってからは、前よりもずっと生きることを楽しめるようになりました
そして何故か前よりも生活が豊かになり、経済的にも余裕ある暮らしができています
そんな訳で、今は断然キリギリス派の私です