『愛のエネルギー』について一番最初に触れた内容があります
方向性としては『一方向』と『双方向』
カタチとしてのイメージは『直線』と『円環』
そしてそれは『有限』である、と
以前の私は『愛のエネルギー』について、そのような捉え方しかしていませんでした
その後の経過は今までお伝えした通り、色々ありました
心の変化や実際の行動など、ざっくりですが大体は表現できたのではないかと思っています
そんなこんなを経ての今
『愛のエネルギー』について、さらにその先があることが分かってきました
……
私は自分の経験を通して、さらに先にある『愛のエネルギー』の存在に気がつきました
自分から自分自身に向けて送った『愛』
自分がその『愛』で満たされたとき、そこから溢れた『愛のエネルギー』は他者へ向かいます
それは何かの見返りを求めて届けた『愛』ではなく、自然と溢れ流れ着いた『無償の愛』です
その『愛』を受け取った他者は『自身の愛』と両方の『愛』に満たされてゆき、いずれその『愛のエネルギー』は溢れ出すときを迎えます
こうして、自分と他者のお互いからそれぞれに溢れ出す『無償の愛』でお互いが満たし合う状態が生まれていきます
方向性としては『反復』とでも言いましょうか
カタチとしてのイメージは『インフィニティー』や『トーラス』すなわち『循環』です
そしてそれは『無限』なのではないでしょうか
『愛のエネルギー』について、それを『循環』と捉えたときに、私の中のある記憶が蘇りました
それは私が社会人になりたての頃のこと
私の面倒をよく見て、とても可愛がってくれていた先輩がいて
仕事終わりや週末にご飯をご馳走してくれたり、飲みに連れて行ってくれたり、社会人としての楽しい世界をたくさん教えてくれた方でした
まだ若くてお給料も少ない私に、出かける度に奢ってくれる先輩
その度に私はとっても恐縮していました
そんなある日のこと、先輩は私にこんなことを話してくれたんです
『自分も新人だった頃は、今のあなたと同じ様に、先輩にお世話になって育ててもらったんだよ』
『自分はその時にされたことを、そのままあなたにしてあげているだけ』
『だからあなたもこの先後輩ができたら、その子に同じ様にしてあげたらいい』
『優しさや感謝って、そうやって繋げていくものなんだよ』
先輩の教えが心に深く響き、世界の見え方が変わった、、そんな記憶
懐かしくて温かい、大切な記憶
そういえばそれ以来私は、そんな目線で世の中を見たり感じたりするようになっていったのでした
それは特別なことというよりは、ごく当たり前のこととして
誰かから受け取った優しさを別の誰かにお返しすることや、自分の優しい行いが巡り巡って自分に返ってくることは、日常の中の普通のこととして捉えていました
車の運転中に道を譲られ感謝したら、次は自分も誰かに同じことをしてお返しする、とか
拾った財布を交番に届けたら、自分が同じように困ったときに知らない誰かに救われたり、とか
このときに働いている『愛のエネルギー』もまた
『反復』『インフィニティー』『トーラス』『循環』『無限』である、、
昔から当たり前にあったそれが、今この瞬間の私の思考に重なり、仕組みやからくりとしての理解へと昇華していくような、とても不思議な感覚です
『愛のエネルギー』は
自分の中を循環し
自分と他者の間を循環し
地球上の全ての人々の間を循環し
地球全体、宇宙全体を潤しながら包み込んで拡がっていく、、
今はそんなイメージが目の前に映し出されています
……
まだまだ途中経過ではありますが、備忘録としてここにメモします