田んぼの稲穂が黄金に輝く季節が、今年もやって来ました
たわわに実った稲穂が頭を垂れて風に揺れている、、
私の大好きな風景です
私の暮らす地域はそこら中が田んぼだらけ
そんなのどかな、穏やかな場所です
ちなみに、私の実家はここより更に田舎でしたので、ここよりももっと田んぼだらけでした(笑)
私の実家や主人の家は農家ではないので、田んぼや畑の仕事はしたことはありません
しかし、田んぼはとても身近に、いつもそこにあるといった存在
そういう環境もあって、どこまでも広がる田園風景というのは、私の魂に刻み込まれた心の風景になっているのだと思われます
田んぼって、本当に美しいです
どの季節を切り取っても最高に美しいです
春、
田植え前の水を張った田んぼは、鏡の様に空と山を映して、とても美しいです
そして田植えが終わったばかりの、まだ小さな苗達がたまらなく可愛い
そこから日毎に成長してゆく姿も、とっても愛らしいです
夏、
青々と茂る苗の力強さ
見渡す限りの緑色と、響き渡る蝉の声が、夏の盛りを盛り上げてくれているよう
ザワザワと大きな音を立てて風に揺らされる様子も、夏を感じられて、とっても好きです
秋、
秋の田んぼは、また格別に美しいです
葉の色は、夏の頃の濃い緑から、黄緑色、黄色へと変化してゆきます
そして稲穂の変化
日に日に膨らんで実を太らせていく様子
そして少しずつ頭を垂れてたわんでゆくんです
それは豊かさと実りの象徴です
収穫の時を迎える頃には、本当に田んぼ全体が黄金に輝いて見えます
『実るほど頭が下がる稲穂かな』を座右の銘としている有名人がいます
その人は、有名な経営者である松下幸之助さん!
す、素晴らしい、、、
ちなみに、私の祖母の名前は『イネ』と言います
そして同級生には『美穂』という名前の子が数人います
この、豊かさと実りと美しさの象徴である『稲穂』にちなんだ名前をつけようと思う気持ち、すごくよく分かる様になりましたね
子どもの頃はそんなこと考えもしなかったけど、今改めて感じるのは、彼女等の名前について、本当に素敵な名前だなぁって、、しみじみと思います
そして冬、
雪で真っ白になった田んぼが、どこまでも広がっている様子もまた、とてもとても美しいんです
たまに小動物や鳥の足跡があったりして、何だかほっこりする事も
そして冬の田んぼは、飛来してきた白鳥などの渡鳥が、群れになって休んでいたりしがちです
川とかの水辺じゃないんだ、ってびっくりしつつ、それもまた冬の田んぼあるあるです
田んぼや稲穂から放出されているエネルギーは、きっと生命力と、豊かさと、安らぎと、浄化のエネルギー
見ているだけで、近くにいるだけで、地球のエネルギーをチャージしているかの様な感覚になって、元気が湧いてきます
これって、日本人ならではの感覚なのかしら?
もしかしたら、日本人のDNAに刻み込まれた記憶のようなものかもしれないなと、ついつい思いを馳せてしまうのでした